審査委員評…太田幹晴

審査基準である想像力、実用性、ＤＩＹ度（手づくりのイメージ）、表現力、完成度のいずれの観点からも高い評価を得た作品です。デスク他４点のセット、それぞれに製作の工夫のポイントが見られました。一つ一つにお孫さんの健やかな成長を願う気持ちが伝わってきます。渡辺正憲さんは過年度も応募され、作品にお孫さんの成長過程が伺えます。

審査委員評…山村レイコ

誰もが欲しい遊びごころの空間、お見事です。どうせやるならば、このくらい変身したい！ですよね。洋風ならともかく、超和風空間にもマッチすることを教えてくれたアクセントのトーテムポールがとっても素敵。自然木、行灯、花も活かされています。なにより写真からほんわかな家族愛が感じられました。それにしても……仲間と一杯やりたくなりますねぇーっ。

審査委員評…夏目智子

材料はリサイクルした木を使用、そしてペットへの優しい気持ちを形に、この２点がポイントでした。物を大切にし、リサイクルという環境に配慮して作品を仕上げたことが良かったと思います。さらには、入口や吹き抜けから犬が顔を出す風景を思い浮かべ、動物を愛する作者の優しい気持ちを審査員全員が、確かに受けとめました。

審査委員評…古橋 くみ子

レンガを多く使ったテラスは植物を生き生きと育ててくれます。風と季節を感じるもうひとつのリビングとして大活躍するのではないでしょうか。写真では奥様が後ろから見つめる中、１つ１つレンガを並べていく風景がガーデンに対する思い入れが見えてきます。季節のお花を育て、そしてお茶を飲みながら楽しい時間を過ごして下さい。

審査委員評…井上　隆

全体的に木のぬくもりを残した直線的なデザインで作られており、飾り模様とマッチした素晴らしい作品です。桐材を使ったシャンデリアは、「木」の持ち味が生かされ電灯のルクスの加減により、一家団欒の居間にもよく調和しています。また重厚な広い客間の和室にも充分合うのではないかと思われます。

審査委員評…夏目智子

木と竹を組み合わせた外観はまるでおしゃれな洋ダンスのようでもあり、「ラックアンドマイラック」の名称どおり、靴箱のイメージを一新しています。そして、引き出しの方向など随所に工夫が施され、収納の優れものという実用性にも富み、日常生活に役立つ点が大きな評価となりました。

審査委員評…太田幹晴

あまりにも完成度の高い作品です。トーマスの小さな玩具で遊ぶお孫さんに、乗って体感できるものとの思い、技術を持つ人の発想ですね。小さなモデルを基に大型のものを作りあげ、あらゆる部品も完璧で強度も抜群。テレビ映像やビデオ、絵本、玩具、食品、日用品などキャラクターとして人気の高いもので、お孫さんは素晴らしいプレゼントをもらいましたね。

審査委員評…古橋くみ子

低い門扉がかわいい～！！じゃり、レンガ、壁の色。全てがマッチしていて解放感のある作品ができました。背の高い植物や低い植物を使うことにより立体感ができます。植物の色も濃いグリーンやシルバーな色をつかったり、植栽の工夫でおしゃれ感が倍増しますヨ。道行く人が楽しみにしてくれる、そんな「うちの顔」がステキです！！

審査委員評…山村レイコ

リベンジなんですね。はい、打ちのめされました。ピーナッツが敷かれた牧場に、隣の八百屋に捨てられていた木箱で作ったという建物に、流木の馬に、そして「邪魔なものを作る」と言い切ったポリシーに！好きな物を好きに作って楽しむことこそ、ＤＩＹの神髄。大笑いしたくなるこの町に乾杯（完敗）です。でもくれると言われたら困るう～。