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第3回 DIYグランプリ
第3回 DIYグランプリ概要
株式会社エンチョー
代表取締役社長遠藤敏東

ごあいさつ
DIY=Do It Yourself(住まいと暮らしをより良いものにするため、自らの手で快適な生活空間を創造すること)をより多くの方に体験していただく場として始めました「エンチョーDIY大賞」も第3回目を迎えることができました。
今回より従来の「手作り工作部門」に加えて、住まいのリフォームを中心とした「DIY写真部門」を新設し企画いたしましたところ、総数466点(手作り工作部門324点、DIY写真部門142点)もの応募をいただきました。お寄せいただきました作品は、回を重ねるごとにテーマが多様化し、DIY感にあふれ、作者の気持ちが強烈に伝わってくるものが多くなっています。
主催者として大変嬉しく、感動いたしました。審査のポイントは、工作部門では「DIY感」「木の良さ」「独創性・ユニークさ」をDIY写真部門では「DIY感」「着眼点」「加工度」等を基準として審査させていただき、「DIY大賞」をはじめとする各賞を授与させていただきました。
 今後とも「エンチョーDIY大賞」を皆様のご支援によって育てていただき、多くの皆様のご参加いただけますようご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
1996年9月

第3回 受賞作品一覧

DIY大賞

「レゲエガーデン」/今川

ちょっとした工夫で、子どもも大人も遊べるガーデンを。遊び心で色々と形を変えながらペイントもしました。私もビールをおいしくいただいています。

審査委員評

これからのDIYは、住まいの補修やメンテナンスからエンジョイライフの時代を迎えようとしています。そういう意味で時代を先取りした楽しい生活空間づくりになっているのが、素晴らしいと思います。

準DIY大賞

「ヒョウタン(組み立て物入れ)」/後藤

丸太を輪切りにし1枚1枚、中を掘り出し、物入れとしました。中心点をずらし回転させることによりそれぞれの段が開きます。普段はインテリアとして楽しんでいます。

審査委員評

技術的にかなり高い作品です。それにも増して、ヒョウタンの物入れという着想の面白さです。家の中にこんなユニークな物があったら、さぞ楽しいだろうと思います。欲しいものが欲しいという作者の気持ちが伝わってきます。DIYは、こうありたいものだと思わせる作品です。

ジュニアDIY大賞

「ラッコの貯金箱」/橋本

水族館で見たラッコの姿をそのまま貯金箱にしてみました。お金を貝の間から入れ、ラッコのおなかに貯めます。

審査委員評

愛くるしいラッコの表情としぐさが見る人の心を和ませるほのぼのとした作品です。硬貨を投入する入口に貝を試用した組み合わせがとても優れています。小さな蛤と古材との組み合わせがバランスよく楽しくまとめてあります。貨幣の原始の型が貝殻であったことなども思いおこします。

住まいの110番賞

「機関車KS-1号」/小山

自然の木を使ったから、形がボコボコ、木に皮がついているから自然な色が出ています。自然の木の色々な太さと製材の整った形を組み合わせてみました。


DIYグランプリバックナンバー