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第27回 DIYグランプリ
第27回 DIYグランプリ概要
株式会社エンチョー
代表取締役社長
遠藤 秀男

 今回、2年ぶりの開催となりました第27回DIYグランプリ。  全国各地から多くの作品をご応募いただき、DIYに対する強い情熱や深い愛情を感じることができました。
 従来のカテゴリーに加え新たにアウトドア部門、動画・SNS(YouTube・Instagram)部門を設け、また「DI Y学生・ジュニア部門」は12歳以下を対象に「キッズDI Y部門」に変更し、各賞を決めさせていただきました。
 昨今、新型コロナウイルスの影響でライフスタイルが大きく変わり、新しいことに挑戦される方が増えました。例えば、キャンプに出掛けたり(はじめたり)、家族でDI Yをはじめられた方なども少なくないのではないでしょうか。そんな時代を映すかのように、今回のDIYグランプリは前回を大きく上回る774作品と多くの応募をいただく結果となりました。また、応募者の傾向を見ると30代~40代のファミリー層の割合も多く、家族でDIYを楽しんでいる姿が目に浮かんできました。
 私たちはこれらの作品を選ぶにあたり作者の込めた想いや制作から完成に至るまでの過程、工夫や苦労などを一つ一つ想像し、感じ取りながら話し合いを重ね入賞55作品を選出いたしました。また、作品集をご覧いただくにあたり作品の裏にある想いやストーリーなどを想像しながら見ていただけると、作品の良さをより一層感じられると思います。
 応募いただきました皆様には感謝いたしますとともに、これからも皆さまと作る「エンチョーDIYグランプリ」の行方をしっかり見届けたいと思います。
 私たちエンチョーはグループ一丸となって、DIYの楽しさ、素晴らしさをお伝えできるようより一層努力してまいりますので、変わらぬご理解、ご支援を心よりお願い申し上げます。

第27回 受賞作品一覧

DIYグランプリ

バウンドテニス球出し機用ボール供給器
/大石 勇
チャンネル名/バウンドテニスDIY
幅30cm×奥行き30cm×高さ100cm

バウンドテニスというテニスに似た生涯スポーツをやっています。その練習のための球出し機は既にありましたが、セットできる球が少なく不便だったので、たくさんの球をセットできる供給器も作る必要がありました。たくさんの球をセットするため、ループ状にして転がす構造にしています。球はソフトテニスの球と同様ゴム製なので、摩擦によりうまく転がらないケースが多発しました。スムーズに転がすため、傾斜角度や構造に工夫が必要でした。ループ構造は、試行錯誤の末、塩ビパイプを軸にして、ビニールホースを巻いてつくりました。安価で加工しやすく、L字金具などを使ってそれらを組み立てられるので、効率的に制作できました。制作時期は、ほしい部材を探すためにほぼ毎日(昼休みや定時後)近所のジャンボエンチョー藤枝店に通ってました。


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DIY一般部門 動画・SNS賞<YouTube>

折り畳み式のたき火台
チャンネル名/ほーじょーパパ

以前、溶接機を買った時にコンクリートの下に入れるような鉄筋を使用して簡単な焚き火台を作ったのですが、キャンプに持って行くときに折りたためないので荷物になってしまう為、今回は折りたためるものを作ってみました。溶接初心者が、分からないなりに挑戦しています。
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ガンラック
チャンネル名/MANKICHI CHANNEL
幅165cm×奥行き13.5cm×高さ86cm

ガレージリフォームでアメリカンガレージ・世田谷ベースを目標にガレージをセルフリノベーションしています。
モデルガンも趣味なのでカッコよく飾ろうと制作しました。とにかく溶接ばかりで大変でした。
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実家の倉庫部屋を
おしゃれな書斎にセルフリノベ
チャンネル名/はにゃもんて

実家の使われていない部屋をなんとか復活させたいと思い、作成しました。荷物の片づけや、壁の漆喰塗りなど、全部1人でやるのは時間がかかって大変でした。工夫した点は、”なるべく安く良いものを作る”をモットーにして、どうコストダウンできるかを考えながら作ったことです。漆喰を粉漆喰にする・棚受けは端材を使うなどしてコストダウンをしました。
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DIY一般部門 動画・SNS賞<Instagram>

我が家のカフェテラス席
アカウント名/sw1_648

老朽化したウッドデッキを解体して、更地になった庭の一角をちょっと良い感じのカフェテラスにDI Yでリニューアルしてみました。作業は、まず、ウッドデッキを撤去。一人での作業のため4日程掛かりました。ゴミを取り除き、更地にした後に固まる砂を5cm厚で敷詰めて、土間を作りました。これは1日で終了。砂が固まるまで、2週間待ちました。次に木の板を繋げて、壁を作ってクリームに近い白色ペンキで塗装。2日間。壁にはプランターやLEDランタンを固定。土間に小さなテーブルと椅子とパラソルを置きました。春になり、新緑の葉っぱや薔薇が咲き始め、我が家だけのカフェテリアが完成しました。ウッドデッキの廃材は、使える木材のみ選別して、バイクを収納している小屋の前の整備用の小さなデッキに変身させました。腐りかけていた廃材は、キャンプ用の焚き木にして最後まで楽しみました。
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テープカッター
アカウント名/mitsu829mitsu

リール部分に組子本体に寄木を入れて作成しました。カッターの刃に合わせ幅を決め。刃を取り替えられるような仕組みにして。材料は組子がヒノキ、周りはサクラ、内側はカエデ、一部ブナを使用。寄木はいろいろとw 組立て後は蜜蝋で仕上げて出来上がり。リールを組子にして見えるように。から始まった制作ですが、シンプルかつ贅沢にで寄木も入れました。孔以外は全て手道具で作成。完成して良かった。
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テーブル&卓球台
アカウント名/masabsa

ダイニングテーブルがなんということでしょう。卓球台へ!目指せパリ
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スピリドンの為に棚をDIY
アカウント名/stargram_sh

スピリドンの為に棚をDIYしました。静岡に来て約半年、どこで材料を買えば良いかも全くわからない自分1人ではこんなに理想的な棚を作る事は出来なかったので静岡の弟に感謝です。壁には一切穴を開けて無いので賃貸の方でも選択肢の1つになるかなと。上下の突っ張りの役割は #LABRICO の2×4 ADJUSTERを使いました。理想的すぎる空間が出来て大満足です。(スピリドン…NIKEのランニングシューズシリーズ)
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DIY一般部門 エクステリア賞

スケボーミニランプと一息休憩小屋
/青野 紘明
幅750cm×奥行き1500cm×高さ300cm

趣味であるスケートボードを家で手軽に出来たら、子供たちの遊び場もほしいと思いまずは、ミニランプの製作を始めました。そのうちにコロナウイルスが発生し自由に外へ遊びに行けなくなり子供がもっと楽しめるものをと思い単管パイプを使いブランコなどを追加し、最後に兼ねてからの夢であったセルフビルド(なんちゃってですが… )で小屋を作成しました!基本的には整地、材料調達から組み立てまで全て1人で行いましたがたまに当時6歳だった息子が手伝ってくれ親子共々貴重な経験となりました。苦労はするものの自分なりにでも工夫しながら好きな形にしていく。まさにDIYの真骨頂だと感じました。

手作り駐輪場
/仲亀 敬亮
幅150cm×奥行き200cm×高さ200cm

自転車を頂いたので、雨風を防げる駐輪場を作成しようと思い、作り始めました。最初に単管パイプを固定するため、単管ベースを地面に埋めたのですが、穴を掘る作業にとても苦労し、2~3日腕が筋肉痛になりました。妻に描いてもらった自転車の絵が、特に気に入ってます。

物置をBASE化
/宮田 芳裕
幅600cm×奥行き600cm×高さ500cm

物置きを秘密基地のようにするため、内側に板を貼り照明を設置。収納スペースを無くせないのでロフトを作り、荷物を入れることが出来るようにしました。扉にはフローリング用の板を貼り、木目を見せるようにしました。

園芸小屋
/倉橋 伸明
幅200cm×奥行き45cm×高さ200cm

家を新築したのを期にガーデニングにハマり、道具や肥料をしまう物入れが欲しくなったので、スチール製の物置では味気無いので、将来大工希望の息子と造りました。材料の杉材と塗料のキシラデコールは、もちろんエンチョーで買いました。

癒しの庭園
/牛丸 雄司

前庭を潰して駐車スペースにした代償として裏庭を整えました。庭土には大き目の石がゴロゴロしていたので、整地が大変でした。イヌマキの前に人工芝を張ったのですが、地面との境が気になったため、整地の際に出てきた石で編みました。ジグソーパズルのようで楽しかったです。

雨水利用ビオトープ
/佐藤 裕之
幅1000cm×奥行き500cm×高さ50cm

子供も手が離れ休みの日の暇つぶしで庭をいじろうと始めました。池を作ろうと考え始め、それなら川も付けようと思い地面より高くしないと水が流れないので、水がしみて池まで流れない恐れがあるので軒樋を利用しました。塩ビを隠すために内側にはスコリア(火山岩)を貼り(苔の付着も考え)外面にはブリックタイルを貼りました。川の水は池の底に小さなポンプ(太陽光で動きます)を据え付け、水上に岩に穴をあけ10mmのホースで繋ぎ、晴れた日は岩から水が湧くようにし水を循環させます。今ではメダカを飼い、スイレンなどの水草を植え、鳥が水浴びをしに来るようになりました。

庭キャンプ場
/赤堀 大地
幅1000cm×奥行き800cm×高さ300cm

荒れ果てた庭をきれいにし、出掛けなくてもキャンプ場気分で寛げるアメリカンな場所にしたい。増設した薪棚の屋根は人工芝を張り、登って寝たり遊べる。天然芝生エリアはバドミントンやテント張りを考慮。砂利エリアは木陰でBBQできる。ウッドデッキは幅広の秋田杉を裏からビス止めし、キューブ状のパーゴラと合わせてアメリカンな雰囲気とハンモックやごろ寝可。様々なエリアで色々な楽しみ方ができるように立体的空間を意識し作った。運搬作業が大変で、自宅の軽トラとエンチョーの貸しトラックが大活躍。使う素材も雰囲気とコストを吟味しながら、選択にも時間がかかった。キューブ状のパーゴラの金具だけはエンチョーや国内のお店では取り扱っておらず個人輸入。今後は家と繋がるように拡張したい。

東屋のブランコ
/岩田 富男
幅53cm×奥行き21cm×高さ200cm

セルフビルドで建てたログハウス横に東屋を作りました。軒を大きくとったのでそうだ、ブランコを付けちゃおうと製作しました。チェーンやロープでの吊り部はよく見かけるので他と違うものをと思いついたのがヌンチャク的な物を連続して繋げる物でした。木材は桜の枝打ち材を利用しました。接続部は3コマに切断したステンレスチェーンの両端2コマの半分をトリマー加工した穴に差し込みに抜けないようにサイドからコーススレットをねじ込んであります。最後の写真は風が強い時などにブランコが暴れないように固定しておく工夫です。他にはないオリジナリティな物が出来上がりました。

井戸水のワサビ田 壁面を流れる水路
/平出 康隆
幅300cm×奥行き200cm×高さ200cm

中庭に木製通路作成後、 L字の壁を一体感にデザイン。水の流れる壁のイメージと井戸水の有効利用から、平地でも井戸水で伊豆名産のワサビの栽培にチャレンジ。サイフォン理論で離れた井戸水の引き込みに苦労、ワサビは夏の暑さで管理が大変です。ワサビの苗は天城で栽培している方に分けてもらいました。

森の音楽ステージ
/鈴木 章太朗
幅500cm×奥行き430cm×高さ110cm

音楽が好きな友達が沢山いるので、森の中にステージを作り、小さな演奏会を行いたいと思い作成しました。伐採、整地、基礎作りに時間をかけ、ステージを平らにするのにとても苦労しました。形ができてくるととても楽しく、遊び心で小さな薪棚をバックステージに設置し、とても気に入っています。

DIY一般部門 アウトドア賞

フューエル缶ミリタリー焚き火台
/野中 照紘

ガソリン缶を使ってミリタリーな雰囲気のキャンプに合う焚き火台を使ってみたくなり 製作しました。切る箇所を少なくして見た目を生かしました。撤収の際は焚き火道具を しまえる収納箱になるようにしました。また、耐熱性向上のために耐熱塗料を塗り長い時間の燃焼による歪み低減になりました。ガソリン缶の長さを生かして薪を加工することなくくべれるのでシンプルです。

麻柄!!ワンアクション桧テーブル
/長谷川 達也
幅90cm×奥行き55cm×高さ37cm

友人のキャンプに参加した事がきっかけでキャンプにハマってしまい、周りが使用しているカッコいいギアに興味はあるがどれもお高い…そこで職業柄それなりの木工知識があったのでホームセンターにある材料を使って安くてカッコいいギアを作る事にしました。自分のこだわりとしてキャンプ場で見た事のない物、使いやすさ(サイズ、高さ)、お値段以上に見える事。デザインについては幾何学模様に初挑戦、ヘリンボーンやオルテガがある中、麻柄は見た事ないので。麻柄は日本の文化、縁起も良いのでどうしても作ってみたくて、ただ同サイズの二等辺三角形を110枚も作るのに苦労しました…笑。そこに高級感出す為にオリジナルロゴまでwww試行錯誤の苦労が詰まった最高なギアになりました。

リアクウォーターガラス ミニテーブル
/早川 聡
幅21cm×奥行き2.5cm×高さ38cm

後部座席にテーブルが無く、ちょっとした物も置けず不便さを感じ製作してみようと思いました。型紙から基本1人で製作しましたが、ジャンボエンチョー御殿場店の方にアドバイスや、工具の使い方など教えて頂き製品の完成になりました。苦労した点は、形になかなか合わなくて何回も削ったりしました。支え棒は特に苦労し、角度が上手く出なくて何回も作り直しをしたりしました。取手を付けるのも、裏面がテーブルになるのでビスが見えないように工夫しました。ここまで仕上げるのに、親切に教えてくださったりながら、いろいろな工具を使わせて頂きました。

ヘキサテーブル
/多賀 克恵
幅200cm×奥行き200cm×高さ30cm

焚き火テーブルが欲しいと主人と制作。制作途中で軽く不仲に。一度使い封印。今年、グルキャンの思い出に【集いのテーブル】としてキャンプで出会ったみんなに落書きをしてもらうテーブルにしました。

熱々鍋もヘッチャラ タイルテーブル
/吉野 明宏
幅60cm×奥行き35cm×高さ25cm

キャンプ料理をしていて熱々のスキレットや鍋をテーブルに直接置けるテーブルが欲しいなーと思ったのが製作のきっかけです。小さなソロ焚火台もテーブルの上で使えたり料理もできたりで重宝してます。苦労したのはやはり、精度良く木を加工する事でした…

珈琲ドリップスタンド
/真田 邦彦
幅35cm×奥行き15cm×高さ18cm

コーヒーが好きで屋外でも飲める様に1人用を製作したところ、息子にキャンプ仕様の3人用を作って欲しいと言われたので作りました。持ち運びに便利なように組み立て式を考え、ボルトをかんたんにバラせる為のチョウネジナットを使用しました。木材はエンチョーの端材を購入し、色は安全性を考え、オリーブオイルで塗りました。材料は全てエンチョーさんです。ポイントは1~3人までドリップできることです。

組み立て式 囲炉裏テーブル
/市川 和彦

キャンプ椅子に座り七輪を使い食事ができる。通常は地面に七輪だがテーブルの高さで七輪が使え体もとても楽です。持ち運びに便利なよう天板(半分に折れる)脚も分解可能です。ベースはランバー合板無塗装なので 好みの色に塗装して自分だけの囲炉裏テーブルができました。おしゃれなシンプルデザイン。キャンプ場でも注目度かなりあります。

ローチェア
/高橋 公一
幅56cm×奥行き57cm×高さ51cm

他には無くて、優しいフォルムのローチェアを作りたい。そんな思いを形にしてみました。苦労した点: 木材のカットです。トリマーやジグソーで切り出した後、手作業で仕上げましたので、かなり根気のいる作業でした。工夫した点:ビスや金具を使用せずローチェアをコンパネ一枚で作成したことです。世の中には折り紙一枚で無限の可能性を感じさせる作品を作る方がいらっしゃいます。コンパネもそんな使われ方をしてもいいのかなと想いながら作成しました。このローチェアは特に難しい知識はいりません。コンパネというどこのホームセンターにもある、子供でも大人でも買える材料に可能性を見出し、ワクワクしてもらえたら嬉しいです。

持ち運べる!山小屋風リビング!
/藤井 淳
幅150cm×奥行き300cm×高さ134cm

今回ハイエースの購入を機に、どうせなら山小屋を持ち出したような、車中泊を楽しめるような、わくわくするような車両にしようと考えた所が今回の製作のスタートでした。工夫した点は、基本一人での車中泊がメインなのですが、友人と連れ立って出かけた際に、皆んなで食卓を囲めるような作りにしたい、しかし寝る場所も確保したいと思い、床板をテーブルにすることや、荷止めのバーをカウンターにすることを思い付き、簡単にトランスフォームできるような構造にしました。苦労した点は、そのような構造をどのように実現していくかということを構想したことと、それを実現するパーツを探し出すことに苦労しました。今後は、さらにカーテンを付けるなどして改善を図っていきたいと思っております。

折畳み丸型ローテーブル
/倉澤 松弘
幅110cm×奥行き110cm×高さ32cm

皆で焚火を囲みま~るくなって楽しい時間を過ごせたらいいな~と丸型ローテーブルを制作しました。また持ち運びや車への積み込みもコンパクトになるよう折畳み式にしました。

DIY一般部門 インテリア賞

Ikkyu
/小松 未来
幅43.5cm×奥行き37.7cm×高さ70cm

コロナ禍でおうち時間が増え、家の中で過ごすことに何か楽しみをプラスしたかったため、制作しようと思いました。ホームセンターで購入出来る角材のみで作ったスツールです。家の中や庭など、どこにでも運べて、カフェタイムや読書の際にちょっと腰掛けることが出来ます。窓辺で使うと陽の光によってできる椅子の影の変化を楽しむことも出来ます。また、背もたれがないので座らない時には花瓶などを置く飾り棚としても部屋を彩ってくれます。苦労した点は樹木をイメージした複雑な脚の構造です。スライド丸のこを活用して斜めの角度を何度も調節しました。また、ビスで止めた所には全てダボを入れ、木目が合うようにダボの向きや木目にもこだわりました。

ロフト昇降式はしご
/杉山 大助
幅60cm×奥行き30cm×高さ350cm

わが家のロフトは高さが3メートル以上あり、市販のハシゴは大きすぎかつ重すぎて収納に困るものばかりでした。収納式も3メートルを超えるものは見つからず。幸い?我が家は自力DIY施工によるセルフビルドなので強度のある下地の位置もわかっているので、自作することにしました。家を自力で建てたので、大工?ってよく聞かれますが、前職はシステムエンジニアのサラリーマンで早期リタイア組です。製作はなんと1日です。はしご本体はホームアシストで扱っている間柱材に秋田杉の2x4を付けたもので1時間で完成。それを蝶番で連結しています。スムーズに動かすための滑車の配置を探すのにに半日以上かかりました。梁や照明に干渉しないよう、事前の測定や構想に1週間以上考えていましたけど。その間、食事でも無口でした。材料費は全部で1万円弱ぐらいです。見た目の部分では、手すりのステンレスパイプ以外では無垢材を使用し、部屋のウッディな雰囲気を壊さないようにしました。

すっきり!!シューズボックスベンチ
/星野 仁
幅119cm×奥行き31cm×高さ43cm

添え付けの下駄箱では入る量が少ない為、市販のラックを使っていたのですが、やはり乱雑に見え、尚且つ圧迫感あり。靴を履くときのスペースも少ない為、ベンチ兼用のシューズボックスを作ることにしました。玄関には猫用トイレがある為、その場所は確保しつつなるべくたくさんの靴を入れるよう、図面作成は手間取った。最終的には猫トイレ用の砂や靴用の小物(スプレー、ブラシ、オイル)をしまえるようにボックスや引き出しを付けてすっきりさせることが出来ました。靴は12足収納可能です。また、ベンチ兼用にしたこともあり高さが抑えられて玄関がとても広く感じるようになりました。家族みんなよろこんでくれました。

ふたりの結婚証明書
/筒井 瑠星

私達はコロナ渦で結婚式が何度も延期をし、望んでいた形より小規模での開催となりました。そんな中でも来てくださった方や来れなくとも二人が心からお世話になった方の名前を記し、結婚証明書にしたいと思い二人で作り始めました。ポイントはアンティーク風に加工、塗装した点と一人ひとりの名前を焼印したところです。時間はかかりましたが二人にとっての一生モノになりました。その際ジャンボエンチョーの木材や作業場を何度も利用させていただき本当にありがとうございました。いつか子供といっしょにDIYをさせてください。

竹灯篭
/長島 貴洋
幅21cm×奥行き22cm×高さ42cm

竹の根っ子で灯篭を作成してみたかった。根っ子の処理では、苦労しました。

たけあかり
/籔下 聡希
幅30cm×奥行き30cm×高さ49cm

竹灯籠の竹の内面の美しい輝きからインスピレーションを受け制作を始めました。6本の竹から成るペンダントライトです。光源が直接見えないように竹を加工し、 竹の内面から反射した柔らかい光が空間を包み込みます。

ホームオフィス
/長谷川 智浩
幅245cm×奥行き45cm×高さ240cm

快適に自宅で仕事ができる環境が欲しいと製作に取り掛かりました。また、地震も増えており今まで置いていた家具から天井固定できるものへ変更したいと思いました。重たいものを運ぶ、組み立てる作業は息子や妻に手伝ってもらいました。市販の壁面収納の購入も検討したのですが、値段が高いこと、作ってみたいという欲求から始めました。使っているの部材は、ホームアシストで2バイ4材を中心に、購入させていただき、またカットもしもらいました。エンチョーカードも新たに作りました。塗装する時は、DI Y工房を利用させていただきました。ご担当の山田さんをはじめ、とても親切にみなさん対応いただき感謝しております。コロナが広がり在宅ワークが行われた昨年ごろから作成を始めましたが、一時意欲を失い、大きな木材がリビングの片隅にずっと置いてある時期もありました。ですが、妻からの叱咤激励もあり、再度取り組みをスタート、ようやく完成となりました。

和タッシュケース
/小林 龍征
幅36.5cm×奥行き45.0cm×高さ24.5cm

私は趣味で主にレザー作品を制作してきました。今まで見たことのない着物にも合うアタッシュケースを作りたいと思ったとき、和柄の生地を用いるというアイデアが浮かびました。私の中でアタッシュケースは"高価で格式高い"イメージがありましたが和柄とレザーを上手く掛け合わせることで高級感と可愛らしさを両立出来る作品になるのではないかと考えて制作しました。最も時間の掛かった作業はコーナーガードの革を木枠ごと縫い付ける作業です。ミシンではとても木枠ごと縫うことは出来ないので総手縫いで仕上げました。全ての縫い穴部にインパクトドライバーで小さな穴をあけ、そこに一針一針頑丈な糸を縫い付けました。女性でも長時間持ち運べる様に軽量化を図りました。木枠には桐の木材を使用し軽さと頑丈さを高めました。釘も金属のものを使用するとコーナーガードの革を木枠ごと縫うときに干渉してしまう為、竹釘を採用しました。

猫のタワーとハウスのセット
/塚本 和利
幅150cm×奥行き80cm×高さ160cm

娘からの依頼を引き受けました。猫が利用してくれるか、猫の気持ちを想像しながら制作することに苦労しました。猫が2匹いるので、2匹が同時に使えるようにかごを2つ配置するなど工夫しました。爪研ぎが存分にできるよう、全ての柱に麻紐を巻きました。インテリアとしても楽しめるように、ジグソーで猫の顔をつけました。猫たちは2匹とも大変気に入り、毎日登ったりくつろいだり、爪研ぎしていて、娘たちにも感謝されています。

賃貸でもオシャレに
/永田 乙羽
幅210cm×奥行き22cm×高さ240cm

制作の動機は賃貸でもオシャレにしたかったので。色を塗るとき、ムラが出ないように協力して素早く作業しました。弟たちと塗料が付きながらも楽しく出来ました。オシャレな部屋になって嬉しいです。

DIY一般部門 ECO・リメイク賞

バイカー電気スタンド
/堀 直高

大好きなバイク(スーパーカブ)をいつでも見ていたかったので、不要なヘッドライトやハンドル部品を利用し、書斎で使える電気スタンドに改造してみました。錆びて朽ち果てていた部品でしたが、そのヤレ具合がカッコ良かったので、その錆を生かしてみました。ただし汚いのは不潔なので、これ以上錆びないように裏側は錆止め塗装をし、表側はつや消しクリヤー塗料で保護してあります。塗料やフレームとなっている鉄の棒、および溶接棒などはジャンボエンチョーで購入しました。

STANDRIFT
/松岡 優香
幅30cm×奥行き55cm×高さ103cm

静岡県沼津市の千本浜に行ったときに、大量の流木が打ち上げられているのを見てこれでなにか作れないか、と考えたのがきっかけです。制作は私と両親の計3人で行いました。流木は表面が凸凹でしかも表面が曲面になっているので、穴を開けたくてもドリルの刃がうまく入らないこともあり、非常に苦戦しました。完成品はギターの木目や他の家具との相性もよく、部屋にうまくマッチするものになりました。特に下の部分の形が力強くて気に入ってます。また、作品タイトルは流木を表す「DRI FT WOOD」と「STAND」をあわせた造語です。

Bluetooth ケグスピーカー
/大川 英紀
幅28cm×奥行き28cm×高さ37cm

ビール醸造所で働いているのですが、みんなで音楽を聴きながら仕事がしたかったのでドアストッパーになっていた壊れたビールのケグ樽(円筒状の容器)をBluetoothスピーカーにしてみました。

茶筅ランタン
/武藤 晴己
幅40cm×奥行き17cm×高さ41cm

茶道のお稽古で使われた茶筅(ちゃせん)が劣化でたくさん廃棄されるのが惜しくて、再利用出来ないかと思ったことです。工夫した点はなるべく家にあるものを利用したことです。土台の木は2年前に伐採した白丁花(ハクチョウゲ)の木で、形が面白かったためそのまま保管してあった物を黒く塗りました。苦労した点は3つの木をしっかり立つようにバランスよく組み合わせることでした。制作費は購入したライト110円のみ。茶筅の向きを変えると壁に花火が上がったような灯りにもなり、コロナ禍でイベントもなく出かけることもなくなった中、優しい灯りがそんな淋しさを癒してくれました。

DIY一般部門 ノンセクション賞

Smart 'KASA' Stand
/村嶌 篤
幅25cm×奥行き25cm×高さ50cm

朝晴れているとついつい傘を持ち忘れてしまいます。小学生の子供が雨に濡れて帰ってくることが度々ありました。私も自転車で出勤して帰りに雨に降られることが・・・忙しい朝にスマホを出さなくても子供が天気をわかるように、IoT傘立てを企画しました。また、今年気象庁のホームページがリニューアルされて天気予報のAPIが無料で公開されたことが話題になったこともきっかけになりました。塗装は妻や子供が手伝ってくれました。デザインは妻のアドバイスをもらいながら進めています。DIYは家族のコミュニケーションのきっかけにも役立っています。今回のDI Yのテーマは「ぬくもりを感じる昔ながらの木工工作」と「テクノロジーを利用した電子工作」の融合です。電子工作は初めての経験ですが苦労しながらも基盤の設計・制作とプログラミングを行いました。<機能の紹介>傘マーク:6時間以内に60%以上の降水確率がある場合点灯、40%以上は点滅 4つの〇:各時間帯の降水確率60%以上は点灯、40%以上は点滅 瓶の照明:夏季18~22時、冬期17~22時点灯

キックバイク
/鷺坂 和幸
幅40cm×奥行き80cm×高さ60cm

はじめは娘に市販のキックバイクを買おうと思っていましたが、ホームセンターでキャリーワゴン用のタイヤを発見し、これで作れるかもと思い挑戦する事に。娘には内緒で製作したため、寸法(ハンドル、サドルの高さ、ハンドルとサドルの距離など)を決めるのが難しかったです。出来上がって試乗後、微調整しました。

本格キックターゲット
/古橋 清隆
幅250cm×奥行き100cm×高さ200cm

小4息子のサッカーの練習を楽しみながら上達できないかと考えたのと、庭のフェンスにボールが直撃するため防止柵を兼ねたキックターゲットの作成を考案しました。まずはイレクターパイプで骨組みを作りました。的の2枚倒しを可能にしたのと、9番のみ難易度を高めるため邪魔枠を設置しました。極力軽く、丈夫にするため的ボードの素材選定に苦労し、スタイローフォームをベースにプラダンを貼り付け、割れを防止し、数字はパソコンでテンプレートを作成し、プラダンで表示しました。最も苦労したのが的ボードの倒れ調整で、風で倒れずにボールが当たると倒れるように可動部の選定と調整をしました。作った甲斐があり、子供達の遊びで盛り上がり、練習にもなります。

ペンスタンド(フリーハンド)
/鈴木 博久
幅18cm×奥行き9cm×高さ7cm

簡単にペンスタンドを作りたかったのですが、図面をひくときに、ふと自分の右手を見て、これだと思いました。ウッドデッキを作った時に出た端材を利用しました。

ワイルドローライダー
/松本 隆也
幅50cm×奥行き80cm×高さ40cm

ベビーカーを嫌がって早々に乗らなくなったのがきっかけで、思わず乗りたくなるような手引きバギーとして設計しました。一人で夜な夜な加工組み立てしていました。高蔵寺にエンチョーがあった時は部品集めに良く通いました。都合5台作りましたがこちらは軽量コンパクトを意識して車載サイズで作り、ライト類やキースイッチなど夜の散歩もこなせるよう細かいディティールもこだわりました。収まり良く市販品を組み合わせて不恰好にならない様にした点が苦労しました。イメージはアルファロメオD50の様な雰囲気です。ガレージにある工具だけで手加工して、プロの加工は一切使わなかった点も苦労しました。

竹でできた地元の屋台
/岡田 洋一
幅80cm×奥行き50cm×高さ80cm

竹細工です。地元の町の屋台を再現しました。竹は削るのも、滑らかにするのも大変で、根気のいる作業です。下にコロをつけて、実際に動くようになっています。

軽量!コスパバッチリ!車椅子用体重計
/新貝 元一
幅70cm×奥行き70cm×高さ5cm

現役のケアマネをしてます。ご家庭での相談を通じて、介護用品でより身近なものが作れないか考えています。コンセプトは全ての車椅子の人に体重計を! 高齢化が進む中で、車椅子生活になっても健康のための体重管理は大切です。 車椅子用体重計は、一台20万~30万と高価なので家庭や小規模施設では気軽に置いておくことは難しいです。 そこで、安価でしっかり体重計の役割をはたす、車椅子用体重計を作りたいと考えました。 試行錯誤の末作り上げた体重計は、約2. 7キロの軽量、最大5センチの薄型、フックがあれば壁にもかけられます。 車椅子の乗る部分は風合いのある木を使用し、フレームは軽量の、アルミを使用し全体の見た目も綺麗です。 本体に直接重量センサーとモニターがついていますので取扱いも簡単です。 モニターを独立して介助者側のフレームに取り付けることで、介助者が足元で数値を確認することができます。また本人が見たいという要望があればフットサポート側に取り付け変更も可能です。

fire place
/石田 純也
幅230cm×奥行き180cm×高さ400cm

子供のころ北海道旅行で見た、北の国からの黒板吾郎の石の家に憧れて、石積みの暖炉が欲しくて製作しました。(海上コンテナでガレージを製作していて、冬場の寒さ対策と火のゆらめきがみれるようにしたくて)製作では、知り合いに石を貰いにいくこと、コンクリートを手で混ぜるなど肉体労働がとても大変でした。石を積む時も石の表情をみて、どう置くか考えながら積むときはまるで黒板吾郎さんになった気持ちで楽しい時間をすごしながら製作できました。今後は冬のガレージで体を温めてくれたり家族や友達とピザを焼いたりして思い出を増やしていきたいです。

卓球&ビリヤードグッズ収納棚
/岡崎 翔太郎
幅64cm×奥行き18cm×高さ102cm

家庭用の卓球台、ビリヤード台を購入し、市販品で卓球ラケットやビリヤードボールを収納する棚を探していましたが、丁度良いものが見つからず、DIYで製作しました。製作は設計から取り付けまで、夫婦2人で試行錯誤しながら行いました。ダーツの雰囲気に合わせて観音開きの扉、左はメッシュパネル、右はOSB合板を使い、インダストリアルな雰囲気に仕上げました。ダーツボードとのバランスを取り奥行きを短くし、家具脚を付け、メッシュパネルを取り入れることで暗い色でも重たすぎないよう抜け感を出しました。ビリヤードボールの落下防止のバーは、一般的な園芸棒を塗装して、アイアン風に仕上げました。また、卓球ラケットは有孔ボードにフックを取り付けて収納できるようにしました。メッシュパネル側の空間は、さらに2つの空間に分かれており、卓球ラケットを収納する有孔ボードがその2つの空間を仕切る扉となっています。卓球ラケットやビリヤードボールの収納棚は、あまり市販品では売られていないため、このようなジャストサイズで製作できる作品こそ、DIYの醍醐味だと感じました。

卓球&森の祭~幼児専用の屋台~
/鈴木 智幸
幅100cm×奥行き180cm×高さ145cm

コロナ禍で森町の伝統行事であるお祭りが中止となりました。本来なら子ども達にもお祭り参加してもらい、伝統にも興味を持ってもらいたいところですが、ここ2年それが出来ません。少しでもお祭りの楽しさを今のうちに感じてもらおうと、森町の保育園に寄付するつもりで屋台を製作しました。園児が乗ったりした時に、ケガをしないことを第一に製作をしていきました。屋台の中が見えるようにする事、車輪に指が入らないようにする事、力を入れなくても動かせるように車体のバランスをとるようにする事。この3つが主に苦労した点であり、工夫した点です。森町の保育園ではお祭りごっこをやる行事があります。なので屋台には太鼓を乗せるスペースも確保してあります。

キッズDIY部門 キッズDIY賞

足踏み式アルコール消毒器
/杉村 迅
幅36cm×奥行き32cm×高さ128cm

夏休みの工作です。今のコロナ禍の時期に、使える物をと考えて、夏休み前にクラスで先生やみんなにも話をしてきたのでやる気まんまんで作りました。まずは形・使いたい木材や道具・サイズを考えましたがジャンボエンチョーでの買い物も大変でした。ジャンボエンチョーにはかなりの木材や道具などが売っていて、選ぶのに時間もかかりましたが最終的にいいものを選ぶ事ができました。いつもは大好きなサッカーを頑張って過ごしていたのですが、コロナ禍でサッカーも出来ずゲームばかりの夏休みになりそうだったので、楽しい思い出の工作ができて非常に良かったと思います。

キラキラ宝石箱
/松浦 凛
幅14.5cm×奥行き15cm×高さ4.5cm

作ったきっかけはDIY教室(キッズDIY)に参加したこと。本人と母が手伝いました。DIY教室に参加した後に「もっとやりたい!」と言ったので材料選びから本人主体で行いました。手伝った箇所も多いですが初めてのハケやドライバー、手を加えて変化するたびに目をキラキラさせていました。親がなるべく口を出さないように気をつけました。

僕だけの王様チェアー
/勝間田 悠翔
幅51cm×奥行き37cm×高さ50cm

キャンプで使う自分の椅子が欲しくて作りました。塩ビパイプを切る所から始めて、自分で組み立て、色を塗りました。ポイントは少し大きめに作った椅子の板です。机がなくても、おやつやジュースが後ろに置けるようにしました。車にも積みやすいように小さ目に作り、だけど頑丈になるように考えました。

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