SPECIALスペシャル

PROJECT STORY

コラボレーション×刃物メーカー
匠の知識と技術を店頭で

これまでにエンチョーは数多くのメーカーと協業し、ユニークな売場をいくつも作り上げてきました。近年、その動きは加速しており、店舗を構える地元のほうきメーカーからドイツの清掃機器メーカーにいたるまで、多くのタイアッププロジェクトを実現しています。そんな中、2022年に動き出したのが、創業100年を超える総合刃物企業・貝印社とのコラボレーションでした。

エンチョーのバイヤーは、全国さまざまな展示会へ足を運びます。そして、より良い商品やトレンドアイテムを発掘していきますが、もともとエンチョーにおける貝印社の商品は圧倒的なSKU(商品数・品揃え)を誇り、刃物だけでも200アイテム以上を店舗展開していました。そうした実績と強みがある中、貝印社の新商品発表会で、ある話が持ち上がります。刃物の幅広い知識やそのメンテナンススキルを備えた販売員を育成し、刃物に関するプロショップを展開しようと…。

その決断からのプロジェクト進行は文字通り早く、貝印社からの専門講師の招聘、研修を受けるスタッフの選定、一ヶ月半にわたる研修プログラムの発案・実行と、矢継ぎ早に準備は進み、半年を待たずに刃物のプロショップであるKAI SHOPは、エンチョーの旗艦店であるホームアシスト内にオープンを果たしました。豊富な品揃えはもちろん、すべての包丁を試し切りできる点、研ぎをはじめとするアフターフォロー体制を備えている点、それを支える技術と知識を備えたスタッフが在籍している点など、ユニークな特色を持つ売場が新たに生まれました。

担当バイヤーの声

商品二部 家庭用品バイヤー

田中 裕也

リアル店舗でしかできないことがたくさんあります。実際に目で見て触って体感できることは、その代表例の一つです。KAI SHOPは、三徳包丁・中華包丁・刺身包丁・和包丁・うなぎ包丁…と例を挙げるときりがないほどの包丁の使用感を実際に体験でき、アフタフォローにもしっかり対応しています。結果、初心者から職人まで満足いただけるような専門店となりました。このように、自分たちの想い・アイデアを独自のサービスに昇華し、店舗として具現化できるのがエンチョーで働く醍醐味の一つです。